電気代が高い、と思っている方、相当数おられるようです。人(世帯)によっては、ひと月に1万円を超えるところもあります。
毎月毎月電気代で1万円がかかっていたら、大きな負担になりますよね。数千円ならまだしも、1万円というのは大きな単位になるからです。
買い物でも同じですが、1万円を境にして買うか買わないかのハードルは大きく違ってきます。
これは買い物だけではなく、電気や水道など生活インフラも同じことなのです。
電力自由化が本格的に始まって数か月が経っています。以前の盛り上がりが嘘だったかのように、現在はかなり下火な状況です。
そのなかでも、新電力に切り替える人はまだまだ出ていますし、契約そのものを見直す方も増えています。
とくに、電気料金が高ければ高いほど、その傾向は強いようです。
なぜかというと、電気代が高い方が電力自由化のメリットが大きいと考えられているからです。
※以下の記事でも述べられています。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160706-00010007-dime-soci
電力自由化の大きなメリットとして言われているのは、電気代金を含めた生活インフラへの負担軽減です。
電気代はもちろんガスや携帯電話などの生活インフラにかかる経費を抑え、浮いた分を他で使ってもらいたい、という想いが電力自由化を仕掛けた側は思っているでしょう。
消費者側としてもそういう想いは嬉しいのではないでしょうか。
電気代が浮いて、余った分を心から使いたいところに使いたい、という気持ちは誰もが持っているはずです。その方が楽しいですから。
浮いたお金はいろいろなところに活用できますよね。
たとえば、資格試験の勉強に必要な参考書を購入したり、もしくは交流会とか勉強会の参加費用に充てたり、または友人知人と少し贅沢な食事を楽しんだり、使い方は様々です。
私は生活インフラを節約して浮いたお金で、仕事に必要な基準書を購入したことがありますが、自分にとって少しでも役立てられるところに使えれば、今後の生活を有意義なものにできるはずです。
電力自由化のメリットは、何といっても電気代の削減です。
これが可能だからこそ、業界は自由化に踏み切ったはずですし、競争することによってさらなるサービスの充実にもつながっていくでしょう。
では、一人暮らしなどで電気代がそんなに高くない場合はどうすればいいでしょうか。
それは携帯電話やガスなどとセットの契約プランにして、合計して経費を削減できるようにすることです。
一人暮らしですと、年間で電気代の削減は、数千円程度になるという試算もあり、大きなメリットが望めないのが実情です。
ただ、電気代単体での削減効果は大きくなくても、そのほかの生活インフラと合わせて負担が軽減できるようになれば、メリットは大きくなっていきます。
現代は電気だけではなく、ガスや水道、携帯電話などいくつかの生活インフラなくしては生活が難しい時代です。
なので、それらと合わせてコストを減らすという試みが効果的だと考えられます。
今は携帯電話とセットでのプランを提供しているところもありますし、あるいはTポイントカードなどとコラボをした取り組みもなされています。
「いかに消費者にとって大きなメリットがあるか」にフォーカスした契約プランがたくさんありますので、「どれがご自身に合っているか」を見てみたほうがいいでしょう。
電力自由化で、大なり小なり電気代は下がっていく方向に向かっていくでしょう。そのメリットを受けない手はありません。
新電力でも既存の電力会社でも、電気代を減らすことは可能になっていますので、検討してみてはいかがでしょうか。
2016/08/13