省エネ意識の定着や電気料金の値上げ等のため、LED電球の人気は高くなっています。LED電球の需要は2015年7月末で合計1億1,500万個に達し、普及率は約38%くらいです。
そんな中、今注目を集めているのがパナソニックのLED電球プレミア(全方向タイプ)です。
ところでLED電球は「省エネ製品」であるとして、2013年11月にエネルギーを効率的に使用するために制定された法律「省エネ法」でトップランナー基準の対象機器に指定されました。その法律で1Wの電力での発光度合について2017年度までの達成基準値が定められました。
本製品は、LEDから発生した熱をより効率的に放熱することが可能になった独自の「一体成型ヒートシンク」を採用することにより、省エネ法2017年度達成基準値をすでに達成しました。
また、省エネ性向上だけでなく、LED電球を更なる普及させるため、従来の製品に比べ、熱を効率的に電球の外へ逃がすことでさらなる省エネを実現しました。
そして、色の見え方についても「高演色チップ」の採用で、当社の蛍光灯と同じくらいの見え方を実現しています。
これまでの「電球相当の明るさ表示」に加え、「省エネ」「使える場所が増えた」「色の見え方」という点で、選びやすくなったのです。それではLED電球プレミア(全方向タイプ)の素晴らしさとその省エネ法について説明します。
一般的にLEDは温度が低いほど効率的に発光でき、LED電球の温度を下げることでLEDの寿命を高めることができます。
よって、LED電球の本体内部には、LEDから発生する熱を電球の外へ逃がす「ヒートシンク」というシステムが組まれています。効率良く熱を逃がすことで、長寿命化、電球本体の小型化やデザインの自由度が増すなど、様々な利点が得られます。
この製品は、パナソニック独自の「一体型ヒートシンク」を採用することで、効率的に熱を逃がすことができるのです。
従来品は、LEDモジュールが取り付けられるモジュールプレートとヒートシンクは別パーツで構成されていたため、熱を効率的に逃がすことができませんでした。一方で、「一体型ヒートシンク」は、モジュールプレートとヒートシンクを一体化し、ひとつのヒートシンクとすることで、LED電球から発生する熱をより効率的に電球の外へ逃がすことに成功しました。
これによって、従来品に比べ本製品は36%もの省エネに成功し、2017年度の省エネ法の基準値を達成しています。
従来品を天井などに取り付けると、断熱材により放熱が妨げられることでLEDの寿命が短くなりました。
このため、従来品を断熱材入りの場所に取り付けることはできませんでしたが、本製品は、放熱効率を高めたことで天井などの断熱材入りの場所に取り付けても、LEDの寿命は維持されるようになりました。
この製品は、色の見え方(演色性)を改善し、白熱電球と同等の見え方を実現しました。
また、一体型ヒートシンクを用いることで、製品の小型化を実現し、下方向にしか光が届かない従来製品に比べ、光がより広範囲にわたって届くようになりました。
したがって、本製品を使用することで、リビングやダイニングなどの広い部屋でも隅々まで光が届くようになります。
いかがでしたでしょうか?本製品は一体型ヒートシンクによってさらなる省エネを実現し、また製品の小型化で広範囲に渡って光が届くようになりました。
断熱材が施工された天井に取り付けても寿命が維持されることから、リビングやダイニング、寝室などの白熱色電球をLEDに変えるチャンスが来ているといっても過言ではないでしょう。
本製品の発売をきっかけに家庭の電球をLEDに交換し、電気代を節約し、地球環境保護に貢献してみてはいかがでしょうか?
参考サイト
http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1160767/
2015/11/12