突然ですが、皆さんは家でお湯を沸かす時どうしていますか?
やかんでお湯を沸かす人、必要な時に電子レンジで温める人など様々かと思われますが、お湯を沸かす時に便利な電化製品と言えば、電気ポットや電気ケトルです。
この2つの便利な湯沸かし製品、一体どちらを使うのがお得かご存知ですか?
今回は「電気ケトル VS 電気ポット」と題して、一体どちらを使った方がお得なのかを検証してみましょう。
電気ケトルと電気ポット、どちらを購入しようか迷う前に、この2つの大きな違いについて知っておく必要があります。
大きな違いの1つが一度に沸かせる量の違いです。
電気ケトルは一度に沸かせる量が少なく、多くても1Lほどですが、電気ポットは大きなものになると、家庭用でも5Lものお湯を一度に沸かすことができます。
もう一つの違いは保温機能の有無です。
電気ケトルは一度沸かしてしまうと保温が出来ませんので、冷めてしまったお湯はまた改めて沸かし直さなければなりませんが、電気ポットは保温機能は今やほとんどのものに付いており、決められた温度に設定することが可能です。
電気ポットは様々な機能が付いており、一気にたくさんのお湯が沸かせるため、とても便利に感じます。
しかし、電気ポットの性能をフル活用して使い続けた時と電気ケトルの機能を比較すると、電気ポットの電気代の方が明らかに高くなります。
一般的な電気ポットはおよそ2リットルほどで、お湯を沸騰させる時に使用する電力はおよそ1000W、保温機能はおよそ35W。
一方電気ケトルは沸かす際に使用する電力は電気ポットと一緒ですが、保温機能はもともと付いていないので、保温機能に使用する費用はかかりません。
一度に沸かせる量は少ないものの、沸かしたい時に必要な分だけ沸かして飲むことが可能です。
例えばお茶やコーヒーが大好きで、家にいる時にはいつも飲んでいるという人は、すぐにお湯が使える状態にしてあった方が良いでしょうし、家族の人数や来客が多く、料理などにもお湯を頻繁に使うという人は電気ポットなどを使用して、常に温かいお湯が用意できた方が良いはずです。
赤ちゃんのミルクがすぐに作れるようにしたい、お茶を入れたりするには熱すぎるお湯は嫌だという人にとっては、電気ポットの保温機能はありがたいものではないでしょうか?
また、電気ポットは電気ケトルと比べると電気代がたくさんかかるものの、最近では魔法瓶機能が付いたものまで登場していますので、今までよりもかなり電気代を抑えることが可能です。
逆に1人暮らしをしていて、少しの量しか使わないという人や、頻繁にお湯を沸かす必要のない人が電気ポットを使用するのはかえって電力の無駄になってしまいますので、電気ケトルを用意した方が良いでしょう。
筆者は現在実家暮らしで、家族4人で暮らしていますが、電気ポットがあったらありがたいなと思うシーンが多々あります。
家族全員お茶やコーヒーが好きですので、わざわざお湯を沸かすのが手間だと感じることも多いのです。
一方で1人暮らしを始めた後は電気ポットを家に置いても持て余すだけだなと思っています。
とは言え、やかんなどでお湯を沸かすのは少し時間がかかるため、このように比較してみると電気ポットがあるととても楽だなと感じます。
どちらが良いとは言い切れませんが、自分たちの生活スタイルを考えて電気ポットか電気ケトルを選べば、結果的に電気代を節約できるだけでなく、お湯を沸かす時間も短縮できます。
これからどちらを買おうかなと迷われている方は是非参考にしてみてください。
2016/09/16