いよいよ夏休み本番!
日本中の小学生が、何をして遊ぼうかなぁと思いを巡らせていることでしょう。
遊びも良いですが、夏休みは普段学ぶことのできないこと、体験できないことを出来る貴重な時間でもあります。
せっかくですので、ここ数年ますます深刻になりつつある、環境問題について学んでみてはいかがでしょうか?
小学生にとって環境問題は少し複雑。そこでオススメなのが、環境問題を題材にしたマンガを読むことです。
マンガというと大人の方には少し抵抗があるかもしれませんが、マンガには分かりやすい解説を始め、普段見ることのできない漢字や新しい知識に触れることができるといったメリットもあるため、非常にオススメです。
今回は環境問題を学べるマンガを4つご紹介します!
手塚治虫の代表作の一つであるジャングル大帝は、大人の方でも読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?
ライオンのレオを中心に繰り広げられるストーリーは、大人も思わず引き込まれる様な圧倒的なスケールで、環境問題はもちろん、家庭、仲間、社会的な問題も一緒に考えさせられます。
ディズニーのライオンキングもこのジャングル大帝にインスパイアーされたと言われているほどの名作です。子供にもわかりやすい様にひらがなやカタカナが使われていますので、読みやすいこと間違いなしです。
わずか12歳という若さでこの世を去った少女、坪田愛華さんの遺作。全世界で11ヶ国語で翻訳されており、国連グローバル500賞を受賞しています。
絵もコマ割りが丁寧でカラーで販売されていますので、見た目にも見やすく、非常に少女にしか描くことのできないピュアな環境に向けての気持ちが表現されています。
12歳の書いたものとは思えないほど濃く、分かりやすいストーリー展開で、地球が誕生してから46億年の歴史や食物連鎖・大気循環について説明があった後、環境汚染やオゾン層の破壊、森林伐採などの問題提起があり、さらに地球を守るための取り組みや、普段の生活の中でできる環境への配慮などの解決方法を紹介するといった流れが巧みに描かれています。
こちらはアニメ化もされています。
こちらはドラえもん作品の中でも極めて内容の濃いマンガとなっています。
雲の上に王国を作っていたドラえもんとのび太は、偶然雲の上に地上とは別の、絶滅動物たちが暮らす世界を発見します。
そこでは地上への報復をするための恐ろしい計画が進められていて……といったストーリー。
大人でも見応えがあり、考えさせられるという内容です。
また、国民的アニメであるドラえもんのストーリーですので、展開もわかりやすく、引き込まれる作品となっています。
子供向けの百科雑誌です。
「どうして風が吹くのか?」「花にはどうして色がつくのか?」などの様々な科学に関する子供たちの素朴な疑問に答えていくというもので、もちろん環境問題をテーマにした回もあります。
書店では売り切れが続出するほどの人気ですので、インターネットで中古のものを注文する人も少なくありません。
こちらも内容が分かりやすく、充実していますので、大人が一緒に楽しめるようになっています。
近年はエコという言葉がよく使われていますが、実際のところはあまり環境が改善されない部分も多く、誰もが体感できるほど酷い気候変動が、徐々に世界中で起きています。
子供達が少しでも暮らしやすい世の中にするためにも、小学生の今から考える力、問題を捉える力を養い、正しい情報を教えることが大切です。
ここまでご紹介してきた作品は、全て大人も考えさせられるような内容になっております。
せっかくの夏休み、いつもなら学べないことを、楽しい内容を交えながら学べるといいですね!
2016/08/10