エコは環境を良くするために必要なものです。大事なことではありますが、エネルギーも大事なのです。
どんなエネルギーを使って生活するか?によって、エコにも影響してくるからです。つまり、電気など生活に必要なインフラにどんなエネルギーを活用するか?を考えて行動する必要があるのです。
今、ガソリンなどの化石燃料のほかに様々なエネルギーが活用されています。電気であれば火力、原子力、水力、風力、太陽光、地熱などがあります。
少し前までは火力や原子力がその大半を占めておりましたが、今では太陽光や地熱などが少しずつ活用されており、その割合は日に日に増えていっている状況です。なぜ、これらのエネルギーが活用されているかというと、私たちの生活環境が良くなることが分かっているからです。
大気汚染が減り、排出される二酸化炭素が減って酸素が増えていくことで、地球の温暖化の元を少しでも断ち切ることができます。さらに、枯渇する一方の化石燃料や安全性に疑問符がつけられ始めた原子力に比べ、太陽光や地熱などのエネルギーは安全で枯渇することなく使い続けることができるので、一般企業だけではなく家庭でも導入されているのです。
エコを気にするとエネルギーを使わなくなりますし、生活しづらくなってしまいます。何よりもエコを気にしすぎてしまい、かえっていい影響を生活にもたらさなくなることもあります。
エネルギーは使ってなんぼです。使わなければ意味がないどころか、かえって環境を悪くすることも考えられます。エネルギーは使うことによって、かえってエコに貢献することもあります。
たとえば、二酸化炭素は悪い側面しか知られませんが、植物の重要な働きである光合成の原料となる物質なので、実は二酸化炭素は必要なのです。燃料を燃やすことによって二酸化炭素は発生します。それによって植物は光合成をおこない、酸素を生み出してくれ、私たちの呼吸を助けてくれているのです。
エコを気にすることはもちろん大切なことです。しかし、そこを気にしすぎて節約しすぎるのはどうかとも思うのです。必要なものは使わなければ生きていけないわけですから、そこは遠慮せずに使うことは必要なことです。
エネルギーをいかに使うか。これが大事なことだと思うのです。その中で無駄遣いせず、節約できるのであれば節約することも大事になります。人によってはこのような節約方法を提示している人がいます。
などなど・・・。ただ、これらは明らかにやり過ぎですよね。これらはエコを考えてエネルギーを考えていないケースです。
エネルギー節約のつもりでやっていることが、逆に多く使うハメになっていたり。また、本来利益や価値を生み出す活動をせずに引きこもったり暗い生活を送り、節約ではなくエネルギーの存在を否定するようなものにしていたり。
こうまでしなくてもできる節約はあります。例えば私がおすすめしたいのは、
もちろん目に負担がかからない程度で、少し暗くするだけでも十分な節約になるはずです。モニター類は長時間にわたって電源をオンにしていることが多いはずです。だからこそ、ほんの少しの取り組みでも効果が上がるのです。必要なエネルギーは享受しながら無駄を省く方法です。
他には、
本体の電源は切ってもモニターはそのままという人も多いのです。私はいつも会社からの帰宅時にはパソコンとモニター両方の電源を切っていますよ。使うときは使い、使わないときは徹底的に使わないを遵守するのです。
こうしたちょっとした事の積み重ねが、実は大きな節約効果を生んでいきます。ぜひこういったところにも目を向けてみるといいと思います。
2016/05/28