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電気代の滞納はいつまでに支払えばよいか?

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日々の生活において、食費や子どもたちの学費、ローンやカードの返済、諸々の公共料金など、このような毎月の出費は時に負担が大きくなることも珍しくありません。

 

しかし、食費は健康な身体を保ち続けるために削るわけにはいかず、また学費も子どもたちの将来のために抑制することは出来ません。

ローンやカードの返済が出来なければ信用情報に傷がついてしまいます。

持病をお持ちの方であれば、医療費を削ることは命にも関わってくることもあるでしょう。

 

そこで、月々の出費のうち、つい滞納してしまいやすいのが、公共料金ではないでしょうか。

その中でも電気代というのは公共料金の中でも費用が高くなりやすく、そのため滞納してしまいがちになるかもしれません。

 

しかし、電気代を滞納すれば様々なデメリットが生じてきますので、この記事ではどのタイミングから電気代の滞納になるのか、そして滞納が続くとどうなるのか等といった視点から整理してみたいと思います。

 

電気代が滞納になる原因

突然、家の電気が止まってしまったということはありませんか?お金がなく意図的に支払いをしていなかった場合を除き、催促がきた場合は以下の理由が考えられます。一つ一つ原因を見ていきましょう。

 

口座振替の場合の残高不足

給料と違う口座から引き落としをしている場合に起こりやすいのが、残高不足。うっかり口座にお金を入れるのを忘れていると、後々大変なことになりますので、給料と同じ口座から引き落としされるようにしておくことをおすすめします。

 

クレジットカードが停止

クレジットカードで支払いをしている場合は、クレジットカードが何らかの原因で停止されている可能性があります。クレジットカードの会社に確認するようにしましょう。クレジットカードが停止する時の大きな原因としては、その月の利用限度を超えてることや、引き落とし先の口座にお金がなく、カードが未払いになっていることがあります。まずは、この2点の確認をしてみてください。それでも、原因がわからない場合は、クレジットカード会社に確認をしましょう。

 

振込忘れ

振込用紙で毎月支払いをしている人は、このケースの場合があります。ポストに入っていた振込用紙を取り出すのを忘れてしまったり、捨ててしまったりして未払いになっているケースです。コンビニや金融機関に行くのがめんどくさくて、支払いを忘れている場合もあります。用紙を捨ててしまった場合は、電力会社に連絡を取り、振込用紙をもらうようにしましょう。何度も同じように振込を忘れている人は、ブラックリストに載る可能性があるので注意が必要です。口座から引き落としか、クレジットカード払いに変更することをおすすめします。

 

お支払期限にご注意、電力会社が定める支払期限とは?

東京電力の公式ウェブサイトによると、電気料金の支払期限は検診日翌日から30日目です。(検針日とは、電力会社の職員が各ご家庭の使用電気量をチェックする日です。)

 

たとえば検針日が某月の1日の場合、支払期限日はその月の31日になります。

この支払期限日は電力会社によって設定が異なっており、東京電力のように検針日の翌日から数えて30日目の場合もあれば、検針日から数えて20日目の電力会社もあります。

支払期限日については、各ご家庭の居住地域を担当する電力会社の公式ウェブサイトでご確認できます。

 

 

電気代を滞納するとどのようなデメリットがあるか?

上記の支払期限を過ぎて滞納すると一日ごとに利息がかかります。現在、どの電力会社でも一日あたり約0.03%の遅延利息が設定されており、年率換算すれば約10%の利息になります。

 

また、滞納を続けるとやがてご家庭の電気が止まります。

東京電力の場合、支払期限から20日間が過ぎれば電気が停止します。

その20日間での電気料金は「遅収料金」と呼ばれ、上記の利息分の料金が課されます。

なお、送電が止められる前には、電力会社からその旨の通知が届きます。

 

この遅収料金が課される期間は電力会社によって異なっており、20日間ではなく30日間の場合もあります。

一般に、支払期限日が20日目に設定している電力会社は、遅収料金適用期間が30日間に設定されています。

逆にお支払期限日が30日目の場合は遅収料金適用期間が20日間に設定されています。

つまり、支払い義務の発生日から数えて50日目が電気代を支払うべき最終的な期限となります。

 

実際に送電が停止される日も電力会社によって異なり、早ければ支払い義務発生日より50日目から、遅くとも70日目くらいには電気が止まります。なお、諸事情によっては送電停止延期の相談を受け付けられる場合があります。

 

もし、電気代を滞納したまま放置しておくと、電力会社から悪質とみなされることがあり、その場合は新規に電気を利用したい場合は電力会社から厳しい条件を課されるようになります。

 

 

送電を再開してもらうにはどうすればよいか

滞納分を利息とともに支払い、電力会社に送電再開の依頼をすることで再び電気が使えるようになります。

基本的に、依頼してから数時間以内には再び電気が使えるようになるようです。

夏ならエアコンが止まって熱中症の原因になることもありますし、冬の場合は寒さで風邪を引く原因にもなります。できるだけ未払いはしないようにしましょう。それでも、未払いをしてしまう人は、遅延をしない対策をした方がいいでしょう。

 

遅延しないための対処方法

この記事の最初に、遅延する原因を3つ紹介しましたが、支払いが遅延になる理由でよくあるのが、支払い用紙で支払うのを忘れているケースです。わざわざ、コンビニや金融機関に足を運ぶのがめんどくさかったり、仕事が忙しく時間がなかったり、理由は様々ですが、遅延してもいいことは一切ありません。遅延しないためにも、支払用紙で支払いをしている人は、以下の対策をしましょう。

 

クレジットカード払い

クレジットカード払いの魅力は、毎月コンビニや金融機関に支払いに行く必要がないことです。自動で支払いをしてくれるので、遅延の心配がありません。また、クレジットカード会社によっては、ポイントがつくことがあります。そのポイントを貯めて、支払いの一部に当てることができる場合もあるため、支払用紙で支払うよりもメリットが大きいです。また、クレジットカード払いなら、手続きのめんどくささもありません。電力会社に電話をして申請をするか、電力会社のホームページから申請をしましょう。

 

また、電力自由化によって電力会社が増えました。東京ガスや大阪ガスやソフトバンクまで、多くの会社が電気の販売をしています。これからの会社に共通しているのが、支払いはクレジットカードのみにしているということです。これから、このような電力会社を使う場合はクレジットカードを用意しておきましょう。

 

口座振替

口座振り替えのメリットは、クレジットカードと同じように支払いに出向かなくていいという点です。給料口座から引き落としにしておけば、毎月支払日を気にする必要はありません。

 

また、クレジットカードにはないサービスとして、割引サービスをしている電力会社があることです。クレジットカードはポイント還元ですが、口座振替は現金還元です。また、クレジットカードの場合は、毎月決まった日にちに引き落としがありますが、口座振替の場合こちらで引き落とし日を指定できます。例えば、給料日の前に引き落としは、辛いということであれば、給料日の後の日にちを指定すればいいのです。お金がない時には嬉しいサービスです。

 

このように、クレジットカードや口座振替を利用して、遅延をしないように努めましょう。

 

どうしても遅延する場合は相談しましょう

上記のような対処をしても、金銭的な理由で振込ができないということもあるはずです。そんな時は、事前に電気会社に相談をしましょう。電気代を意図的に無視するというのが、一番あってはいけないことです。相談をすれば、送電停止期間について相談に乗ってもらえる電力会社もあります。

 

まとめ

電気代の滞納をいつまでに払えばいいか紹介しました。上記のように、結局、電気代を滞納してしまえば、その後は利息込みの割増料金を払わざるを得なくなり、また電気が止まってしまうことの生活上のデメリットも計り知れません。

 

電気代の滞納は結果的に負担が増加することになりますので、お支払期限日内に電気代を納める方が、トータルとしてメリットが大きいと言えるでしょう。

 

また、電気代の遅延は、他の支払いよりも後ろ倒しにしてしまうかもしれませんが、コンビニや金融機関で支払いをしている場合は、口座振込やクレジットカード払いに変えて、支払い忘れを防ぎましょう。また、金銭的な理由で支払いができない場合は、事前に電力会社に電話をして相談することをおすすめします。

2017/03/09

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