場所にとらわれない働き方が増える今、地方に拠点を移す若者が増えている!?
これまでの一般的な働き方というと、月曜日から金曜日、朝9時から夕方5時まで会社に出社、業務をこなすというものでした。
インターネットの急速な普及により、今の時代における働き方が変わってきています。
テレビ・新聞・雑誌などのメディアが、インターネットに取って代わるようになってきました。
テレビの視聴率は下がり続け、雑誌も発売部数が軒並み下がり続けています。ネット上でニュースを知るために、新聞を読む人口も減っています。
メディアとしての役割を持つインターネットが台頭してきたということは、あらゆる経済活動もネット上に移行してくるということを意味します。
今の時代における新しい働き方
ネット上でのビジネスの大きなメリットは、店舗を構えたりする必要がないため、固定費がかからず、大幅な元手の削減ができるということです。
また、ネットユーザーは今や人口の過半数以上を占めており、潜在的な顧客の数は計り知れません。
そういった意味で、ネット上の大海原で、ビジネスの理である「無から有を生み出す」ということが自分のアイデア次第でできるということになります。
ネット上で所得を得られるようになるということは、物理的・時間的に自由になるということです。
となると、東京や大阪などの大都市で働く必要性もなくなってきているのです。
「まだ東京で消耗してるの?」というブログを運営するイケダハヤトさんは、個人ブロガーとして有名ですが、ブログ上で自身のブランディングを行い、著書を出版したりブログ上での広告収入を得ています。
アフィリエイトブログの運営、クラウドソーシングサービスを利用した技術・情報提供や情報収集・編集の代行等、youtuberなどもネットビジネスの範疇に入ります。
「ネットビジネス」と言っても、無数にあり、自分のアイデア、ブランディング力、が大きいのです。
働くことが場所にとらわれない今、地方がアツい!
これらのネットを中心に展開されるビジネス、それこそがタイトルの通り「働く場所にとらわれない」ことです。
先にあげました個人ブロガーのイケダハヤトさんは自身のブログの中で、地方に住むメリットをあげています。
『「いざとなったら、地方に移住すればいい」という「逃げ道」を持とう』という記事の中で、地方の田舎では「低コストで豊かな暮らし」は十分できると強調しています。
家賃も食費も、東京感覚からすると激安です。彼らや野菜、米、そばを育てており、猟師でもあるので、その気になれば「食費ゼロ」の生活もできてしまいます。普通に暮らすなら、家族三人(夫・妻・幼児)、年間100万円も現金があれば十分すぎるという感じ。50万円くらいでもいけるかも。
<中略>
東京で普通に暮らしていると、モノを「買う」のが当たり前なので、生活しているだけでお金が流出していきます。
流出を補うためには、頑張って働く必要があります。そうして否応なく、消費社会に組み込まれていくのが都市の生活です。
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/28255
今後、若者たちが仕事のために東京にとりあえず行く、なんてことも少なくなってくるかもしれません。地方都市の過疎化などの問題にも、大きく関わってくるでしょう。
地方の小さな町や村に住む若者たちが、インターネットを使って自身の村のブランディングを行い、地域の特産品や自然を上手に紹介していくサイトなどを運営すれば、村興しにもつながるでしょう。
上手にブランディングを行い、付加価値をつけて発信すればお金が集まり、また新たに村のコミュニティデザインをして、それをまた発信していく、、、というサイクルを生み出せるかもしれません。
今までは大きな資金や人材が必要だったことを、誰にでも平等に、個人レベルで行える機会が与えられているということは、素晴らしいことではありませんか。
これまでの「働く」は、人口知能がほとんどできてしまう!?
イギリスのオックスフォード大学や日本の老舗週刊誌・週刊ダイヤモンドなど様々な場所で発表されている予測のなかに「ロボットにとって代わられる職業」というものがあります。
このところよくニュースや新聞などで「人口知能」関連の話題が多くなってきています。「ドローン」や「自動運転」「医療・介護ロボ」等々、様々な用途に使われるロボットの開発が勧められていますし、ソフトバンクのAIロボット「ペッパー」というと実際に見たことのある人も多いのではないでしょうか。
この「ロボット」、重要な目的とされるのが「労働力の代替」です。言い換えると「人を働かせずにロボットに働かせる」ことが目的です。
いままで人が行っていた作業や業務などが、ロボットにとって代わられる、そんな技術の発達を今、目にしているのです。
工場などはもちろんのこと、ホテルのコンシェルジュや医者の行う手術、さらには小説の執筆まで、様々な分野でロボットの開発が進められています。
相手は日々進化する「技術」なのですから、多くの方の仕事が必要なくなってくることは想像に難くありません。
そこまで先のことを心配しては仕方がありませんが、そうして少しずつロボットに代わられていき、最終的には映画「マトリックス」のように、人々がロボットに支配される未来というのも、可能性としてはあり得る話です。
いかがでしたか?
インターネットの普及、人口知能の台頭により、私たちに「働く」ことに対するパラダイムシフトが迫られています。
また、これからの働き方には「住む場所」が関係なくなってきています。日本の今後の人口分布も少しずつ変わってきたり、地方都市の魅力が再発見されていく可能性もあるかもしれません。