中部地方を代表する高層ビル「名古屋ミッドランドスクエア」
名古屋駅から降り立ってすぐに見える、超高層ビルが「名古屋ミッドランドスクエア」です。
トヨタ自動車、毎日新聞社、東和不動産の3社共同所有の建物です。
ミッドランドスクエアのミッドランド(Midland)は「中部地方」という意味で、このビルは中部地方一位の高さを誇り、まさに中部地方を代表する高層ビルとなっています。
このビルの印象は一言で言うと「ラグジュアリー」。テナントに入っている店舗もハイブランドなどの高級店ばかり、トヨタ自動車の最高級車ブランドレクサスのショールーム「レクサスギャラリー」もあります。
地下に入っている食料品売り場も、高級スーパー「ディーン&デルーカ」です。開業当時の2007年、他の都市と比べて名古屋は景気がとても良いと言われていました。その景気の良さが、如実に表れているようなビルであると言えます。
ビルの外観は凝った形ではありませんが、内装は高級感あふれる作りになっていて、普段着ではちょっと足を踏み入れにくいような感じです。でもたまの休日にちょっとおしゃれをして高級感を味わうにはぴったりの場所。買い物をしなくても、ウィンドウショッピングだけでも楽しめます。
幻想的な夜景を演出する屋外型展望施設「スカイプロムナード」
ミッドランドスクエアのオフィス棟44階から46階にあるのが、屋外型展望施設「スカイプロムナード」です。
地上220メートルから見下ろす、大都市名古屋の夜景は圧巻です。
まずオフィス棟1階からシースルーのシャトルエレベーターで、外の景色を楽しみながら42階まで上がります。でも高速エレベーターなので、外の景色を楽しむ余裕もなくあっという間かもしれません。
42階まで上がったら、チケット売り場があります。入場料は、大人(18歳以上)750円、シルバー(65歳以上)500円、中高生500円、小学生300円。
最上階はセミオープンデッキとなっていて屋根がありません。夜景だけではなく、星空も見渡すことができますので、デートには最高のひと時が過ごせそうです。
また一定間隔で発生する、さまざまな色のライトに照らされるミストが、幻想的な演出をしてくれます。
冬場は空気が澄んでいて遠くの夜景まで見通せますが、屋根がありませんので寒くなります。長居はできませんので、ご注意を。
同じく雨の日は、傘を差して歩くことになることを覚えておいてください。壁面展示もあり、「世界遺産」などの不定期にテーマを替えた展示を行なっています。意外な知識も増えますし、見ているだけでも楽しいです。
無料でクラシックが楽しめる「アトリウムコンサート」
商業棟地下1階にあるイベントスペース「アトリウム」では、定期的にコンサートなどが開催されています。
ヴァイオリン・ピアノ・チェロ・ハープなどのクラシックの演奏が楽しめます。お買い物ついでに足を運んでみてはいかがでしょうか?コンサートスケジュールはホームページに掲載されていますのでチェックし、デートの時に時間を合わせて行ってみましょう。
普段クラシックコンサートには縁がない人でも、穏やかな楽器の音色に耳を澄ませばロマンチックな雰囲気が楽しめます。
「アトリウム」では、クラシックコンサートの他にも話題の映画監督のトークイベント、アートフェスタなど多くのイベントが開催され、たくさんの買い物客が足を止めています。
このビルは、夏はスカイプロムナードでビアガーデンが開催されていたりと、季節ごとの様々なイベントも大変人気です。
名古屋駅からすぐの立地ですので行きやすいですし、地元の人にも観光客にも愛されるビルです。
名古屋駅周辺には、他にもJRセントラルタワーズ、名古屋ルーセントタワー、モード学園スパイラルタワーズなどの超高層ビルが立ち並んでいます。訪れた人々をその存在感で圧倒し、名古屋という都市のパワーを感じさせるビルと言えるでしょう。