エレベーターの階数ボタンを押し間違えた時のリセット方法とは?
出典 http://torapple.com/elevator/
エレベーターの行き先階数ボタンを押し間違えて、「しまった!」と思ったことはないでしょうか?
エレベーターが停止し、ドアが開放されても誰も乗降する気配がないと、申し訳ない思いと気まずい思いにドッと襲われてしまうかも知れません。
こんな時、階数ボタンを押し間違えた時のリセット方法を知っておくなら、そんな思いをしなくても済むのではないでしょうか?
エレベーター豆知識!押し間違いボタンのリセット法とは?
エレベーターには、リセットやキャンセルボタンが存在しません。
あれば階数ボタンを押し間違えた時にすぐに使えて便利なのにとも思いますが、防犯上の理由などから、どのエレベーター会社もリセットボタンを設置していないそうです。
しかしながら、公共施設に設置されている最新型エレベーターであれば、どのエレベーターのメーカーにも階数ボタンを押し間違えた時にリセットする方法が存在します。
その方法を下記にご紹介していきたいと思います。
東芝のエレベーター
- 押し間違えたボタンをダブルクリックする
- 押し間違えたボタンを3~5秒ほど長押しする
三菱のエレベーター
- 押し間違えたボタンをダブルクリックする
- 押し間違えたボタンを3~5秒ほど長押しする
日立のエレベーター
- 押し間違えたボタンを3~5秒ほど長押しする
- ドア開放時に押し間違えたボタンをダブルクリックする
松下のエレベーター
- 押し間違えたボタンをダブルクリックする
フジテックのエレベーター
- 押し間違えたボタンを5連打する
OTISのエレベーター
- 押し間違えたボタンをダブルクリックする
- ドア開放時に「開」ボタンを押しながら、間違えたボタンをダブルクリックする
ちなみに、「メーカーごとに、それぞれのリセット方法なんて覚えられないよ!」という方もおられるのではないでしょうか?
そんな場合には、「ダブルクリック」、「長押し」、「5連打」のどれかを試してみると良いでしょう。
どのエレベーターでもリセット機能はついているの?
上記で、一通りの押し間違いボタンのリセット方法をご紹介しましたが、実際にはそれぞれのメーカーや製品によって、リセット方法が異なることがあります。
基本的にリセット方法が効果を発揮するのは、2005年以降に製造されたエレベーターとされています。
そのため、もしも利用されているエレベーターが、年代物のエレベーターの場合においては、リセットできない場合もあるでしょう。
また、住民同士のトラブル防止のため、このリセット機能は公共のエレベーターではない住宅用エレベーターでは適用されていない場合もあります。
ですから、最新のエレベーターだからと言って、全てのエレベーターにリセット機能が使える訳ではないようです。
海外では考えられない?日本製エレベーターの性能の高さ
実は、このエレベーターの押し間違いボタンをリセットする方法は、海外の人々からすれば驚くべき機能なのだそうです。
日本からのライフハックとして、この機能のことが海外サイトやテレビなどにおいて紹介され、もしも日本製のエレベーターが取り付けられていたらラッキーだ!とまで賞賛されたこともあります。
技術力の高さや製品を使用する人々への細かい配慮や気遣いといった点で、日本製のエレベーターが、どれだけ素晴らしいものなのかを実証するものとなっているのではないでしょうか。
まとめ
慌てていたり、勘違いしていたりで、ついつい階数ボタンを押し間違えてしまうことは誰にでも起こりうることです。
しかしこの裏技を使えば、気まずい思いをすることなく、スマートに問題を解決することができるでしょう。
ただし、うっかりして他の人が押したボタンまでキャンセルしてしまわないように、気をつけましょうね!