2016年05月13日

夢のマイホームに設置したい！ホームエレベーターの基本情報

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昔は、家の中にエレベーターがあると聞いただけで、「どんなにすごい豪邸なんだろう。」と想像力を掻き立てられたものです。しかし最近では、ホームエレベーターも、すっかりお馴染みのホームファシリティの一つになってしまいました。今回は、そんなホームエレベーターの基本情報についてご紹介したいと思います。

家の中の移動もラクラクおまかせ！

ホームエレベーターとは、定員数が2人か3人用の小規模なエレベーターで、主に家庭用として家の中に設置されるエレベーターのことを指します。

ホームエレベーターを設置しているご家庭では、二世帯同居をされていたり、介護の必要な方と同居されているケースが多いのが特徴です。

しかしながら、近年においては、それらの理由以外にも様々な理由で、ホームエレベーターを設置されるご家庭が増えてきているようです。

例えば、自宅が3階以上の建物である場合や、大型犬の老犬を自宅で飼っている場合など、家の中の各階を労力を掛けずに移動する際に、大変便利であると言うことができるでしょう。

新築の状態で、ホームエレベーターが付いていない家だったからと言って、家の中にエレベーターを設置することを諦めてはいけません。

「ホームエレベーターって、鉄筋コンクリート造りの建物じゃないと設置は無理なんでしょ？」と思っておられる方もおられますが、実は木造の建物においても設置は可能となっています。

そのため、たとえ新築の家の中にホームエレベーターがなかったとしても、がっかりする必要はありません。

必要とあれば、どんな建築材でできた建物であったとしても、リフォームの際にホームエレベーターを設置することが可能です。

小規模なエレベーターとはいえ、ほかのエレベーターと仕組みが異なる点はまったくありません。

ホームエレベーターよりも、規模が大きめな他のエレベーターと同じく、ロープ式と油圧式のどちらかで動く仕組みになっています。

ロープ式においては最大昇降行程が長いため、油圧式のものよりも一層多く停止できるようになっています。

そのため、3階以上の建物にホームエレベーターを設置する場合には、一般的にロープ式のものとなるでしょう。

油圧式のものに関しては、ロープ式と同様に定期点検のほかにも、定期的なオイル交換を必ず行う必要があります。

毎年行う必要がある訳ではありませんが、数年に一度はオイル交換をする必要があるため、もしも油圧式のホームエレベーターを設置したのであれば、忘れずにチェックしておくことが求められます。

共同住宅用エレベーターや、公共施設に設置されているエレベーターのような、いかにもなエレベーターらしい外観をしていないのが、ホームエレベーターの特徴でしょう。

家の中のインテリアの一部として、周囲に溶け込むような落ち着いたデザインのものが多く、エレベーターの乗り場でさえも、一見したところただのドアにしか見えないという、デザイン性の高いホームエレベーターも存在します。

また、ホームエレベーターの設置寸法においては、ロープ式や油圧式に関係なく、やはりコンパクトでスタイリッシュなタイプが人気となっているようです。

個人住宅用のエレベーターとして、家の中にホームエレベーターを設置した場合、設置費用とランニングコスト以外にも、メンテナンスのための費用が毎年掛かることになります。

メーカーで決められている1日の使用頻度を守っていたとしても、いつなんどき故障やエレベーターの機能に問題が発生するとも限りません。

れこどでは、ホームエレベーターも含めた、エレベーターのメンテナンス業者を手配することが可能です。

安心してホームエレベーターを利用したいのであれば、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うようにする必要があるでしょう。