部屋の空気に影響する!汚れが溜まりやすい棚のお掃除方法
みなさんこんにちは、ビルクリーニングのプロ水無瀬です。
お部屋の模様替えをする時に配置に悩むものといったら、なにが考えられるでしょうか?
冷蔵庫やテレビなどの配置も大事ですが、食器や衣服、本などを収納する棚の置き場所も悩まれると思います。
生活に必要な資材をコンパクトに収納して、どこにものがあるのかわかりやすく、取り出しやすいのが収納棚の理想ですよね。
それでこの棚なのですが、実はとても汚れやすいものでもあります。今回は棚のお掃除についてお伝えしたいと思います。
なぜ棚は汚れやすいのか
汚れには2種類ありまして、乾いた汚れと濡れた汚れがあります。
乾いた汚れはホコリ、髪の毛などの汚れのことで乾いていてどこかにくっついていない分、掃除機やホウキで取り除きやすいのですが、くっついていないので空気中を漂って水平な場所に溜まっていきます。
もう一つの濡れた汚れはシミなどのことで、これは壁や床面などにくっついています。くっついているので取り除きにくいのですが、この汚れは動きません。
さて、ここで棚を見なおして欲しいのですが、まず構造としては収納物を置くために水平の板が何列も並んでいますね。
水平の場所が並んでいるということは乾いた汚れ、ホコリや髪の毛がそこに溜まっていくということで、放置していくとホコリだらけ、髪の毛だらけになっていくということです。
また皿や衣服などの濡れることがあるものを置く棚は濡れ汚れが付着すると考えていいでしょう。
濡れた汚れは動きませんのでこちらも放置していたら汚れがどんどん溜まっていってしまいます。棚は汚れやすい場所だと思って下さい。
乾いた汚れを取り除くためには
棚は水平の板が何列も並んでいますのでホコリ、髪の毛などの汚れが溜まっていきます。
この汚れは物が奥にあると見つけにくいので、掃除をする時には物を動かして掃除する必要があります。
この際、不用意に足元などに動かした物を置くと転倒などの原因になりますので部屋の隅などの踏まない場所に置くようにしましょう。
乾いた汚れは乾いた清掃用具で取り除くことができます。タオル、ハンディクリーナーなどを使用して汚れを取り除きましょう。
中板などは取り外すことができるものがありますので、こちらは取り外してから別々に掃除した方が作業しやすいでしょう。
濡れた汚れを取り除くためには
濡れた汚れを取り除くためには濡れた清掃用具で取り除くことができます。
特に食器棚などは油汚れが付着している場合がありますので、こちらは洗剤拭きが必要となってきます。
この時にコップや皿の下に敷いている敷き布も洗濯、もしくは交換することが望ましいです。
というのは濡れた繊維というものはバイ菌の繁殖にとって非常に都合がいい場所になりますので、放置しておくと悪臭や病気の原因となる場合があります。
乾いた清潔な敷き布に取り替えてしまいましょう。
いかがでしたか?
今回は棚のお掃除方法についてお話しました。
● 棚は水平の板が何列も並んでいる構造なので汚れを溜め込みやすい構造になっています。
● 棚を掃除する時は物を動かして掃除をしましょう。物を動かす際は踏まない場所に置きましょう。
● 食器棚を掃除したら敷き布も乾いた清潔な敷き布に交換しましょう。濡れた布は危険だと思って下さい。
棚は収納物がたくさん置いてあって掃除するのが大変だと感じるものですが、掃除をすることによって汚れを取り除く他に必要なもの、不必要なものを発見、整理整頓することもできます。
不必要な物がいつまでも残っていると収納する場所がどんどん少なくなっていくという悪循環が起こってしまいますので、棚は定期的にお掃除し、中にしまってあるものを整理整頓をすることが生活品質の工場につながっていきます。
やってみるとかえって面白いお掃除でもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。