必見!害虫さんのお家訪問を減らす方法!
みなさんこんにちは、ビルクリーニングのプロ水無瀬です。
暖かくなるとみんな活動的になり、お客さんを訪問したりされたりの回数も増えてくることかと思います。
ですが来て欲しくないお客さんもいますよね。ハエ、カ、ゴキブリ、アリなどのありがたくない虫、いわゆる害虫なのですが、こちらはできるだけお部屋の中に入ってきて欲しくないものです。
今回は不快な虫がなぜ部屋の中に入ってくるのか、入ってこないようにするためにはどうすればいいのかをお伝えしたいと思います。
部屋の中になぜ虫が侵入してくるのか
お部屋の中になぜ虫が入ってくるかというと、それはお部屋の中が生き物にとって過ごしやすいように作られているからです。
生物が生きていくために必要な条件は温度、水、食べ物ですが、お部屋の中には全てがそろっています。暑すぎたり寒すぎたり。乾きすぎていたり湿気が多すぎたり。食べ物が全くなかったり。
外がそういう条件だとした場合、虫も生き物ですので生きるために様々な場所を探索し、結果として人が住んでいる部屋の中にまで侵入してきてしまいます。
虫が入ってこないようにするためにはどうしたらいいのか
虫が入ってこないようにするためには前に述べた3つの条件を無くしてしまうようにすることです。
ですが、虫が入ってこないようにお部屋の中を物凄く暑くしたり寒くしたりするということはさすがにできませんので、水と食べ物を虫がさわれないようにすることが大切です。
例えばキッチンのシンク、使い終わった後にきちんと拭いているでしょうか? 流しっぱなしにして水滴が残っていると虫はそこで水分を補給します。
また、洗面台やお風呂の排水口は汚れていないでしょうか? そこに汚れが溜まっていると虫が卵を産んで増殖することがあります。食べカスが床に落ちていたり、ペットフードを皿に入れてフタをせずに置きっぱなしにしていたりしないでしょうか? 虫はそこから食べ物を得ることができます。
水気がないように、食べ物が直接触れられるところにないようにすることが基本です。
侵入路も塞いでしまいましょう
食べ物と水を遮断することでハエ、ゴキブリ、アリなどは入ってきませんが、問題なのはカですね。これは人間の血液が狙いのため、お部屋の中に人間をいなくすることはできません。
ですので侵入路そのものを塞がなければなりません。
カの侵入を防ぐためには網戸が大切ですが、網戸が破れていたり、古くなって目が大きくなっていたりしませんでしょうか? 網戸の網は簡単に交換することができます。網戸の上側にレールから外れないようにするための留め金がありますが、これはネジ回しで留め金を緩ませることで下ろすことができます。
網戸を外したら、外側に網戸の網を留めるためのゴムがありますので、同じサイズのゴムを買ってきて網戸とゴムを交換してしまいましょう。網戸の網は銀色にしてしまうと外側から中が見えづらく、内側からは外が見えやすいという便利な構造になります。
黒い網だとすっきりした印象になりますね。白は汚れが目立ちやすいのでご注意ください。交換して網戸を取り付けた後、忘れずに留め金を留めて下さい。
まとめ
- 害虫が部屋の中に入ってくるのは温度、水、食べ物の3条件がそろっているからです。
- 水気が部屋の中に残ったままにならないように、食べ物が触れられる場所に置きっぱなしにならないようにしてください。
- 網戸の網は交換が可能です。取り付けた後に留め金を留めることを忘れないで下さい。
害虫というものは生き物で、我々と同じ長い時間の中を生き続けた存在です。ですので、彼らが入ってこないようにするためにはそれなりの工夫と努力が必要であり、毎日のお掃除とメンテナンスが大切となってきます。
殺虫剤も効果的ではありますが、同じ殺虫剤を使い続けるとその殺虫剤が効かない虫が出てくるという厄介な性質も持っています。
やはり殺虫剤だけに頼らず、きちんとお掃除と修理をすることを御奨めいたします。