メリットたくさん!古民家をカフェやゲストハウスに再生!


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出典 http://machida.keizai.biz/

私は古民家カフェが大好きで、見つけると必ず入ってしまいます。
今日の建築物には見られない太い柱や梁、高い天井、広々としたつくりは、長い歴史と日本の風情を感じさせます。

一度古民家カフェに入ると、そこに何時間でもゆっくりして読書していたくなってしまいます。

数年前から、古民家をカフェやレストランなどの店舗や住居、ゲストハウスなどの宿泊施設として再生させるのがブームになっています。

古民家を商業施設や飲食店に再生すると、どんなメリットがあるのでしょうか。デメリットは何なのでしょう。
実際に古民家を利用した店舗には、どのようなものがあるのでしょう。

 

古民家再生のメリット

古民家にしかないデザイン性

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出典 https://www.tumblr.com/

まず何といっても、古民家を利用する最大のメリットは、時を超えたかのような空間を演出できるそのデザイン性です。

天井にどっしりと構える梁は、その木が生きた年月と、その梁の下で人々が生活してきた月日を感じさせます。

古い日本家屋で使われていた太い柱や梁を再現するには、とてもお金がかかってしまいます。同じような立派な木材自体、手に入れること自体難しいのです。

古さと新しさを混合させることで、デザインに深みが出て、他にはマネできない空間を作ることができます。長い歴史のある民家に、自分たちの好きなリフォームを加えることも、大きな楽しみです。

 

健康に有害な物質が発生しない

家の骨組みをそのまま利用する場合、新たに建材を利用するのに比べ、シックハウス症候群などを引き起こす有害物質を抑えることができます。

 

費用が安く抑えられる

古民家利用は、物件にかかる固定資産税が低く抑えられます。

通常古い民家にかけられる固定資産税は、とても低いです。というのは、古い物件の価値は極めて低額だからです。骨組みなどの主要部分の改修工事を行った場合でも、同じ坪数の新築物件に比べると、税額はかなり低いことが考えられます。

※税額や課税対象の定義は自治体によって異なります。

つまり、物件自体も安く購入することができる上、税金面でもかなりお得なのです。

あとは自分たちではできない部分的な工事(耐震工事や下水工事など)を業者に頼み、残りは自分たちの手でリフォームを行うとすると、新築で物件を建てる場合に比べるとはるかに費用を抑えることができます。

 

優れた断熱性

昔の家屋は、日本の季節や風土と共に生きてきたため、家全体が夏には涼しく、冬は暖かくなるように巧妙に設計されています。

風通しによる湿度調整も考慮されています。そのため、古くなって傷んでいる箇所の補修を施せば、冷暖房に頼らずとも快適な住まいになります。

夏の夜など、網戸にすれば、自然風による夕涼みをしながら、虫の音に耳を傾けることもできます。

 

問題点

 耐震性

古民家を利用する際、やはり気になるのが、耐震性です。日本の古い民家の耐震性は極めて弱いため、耐震補強工事が必須です。その分の費用は、必ず予算に入れておきましょう。

また、木材住宅のため、シロアリ対策なども考慮に入れる必要があります。

 

古民家を利用したお店の例

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出典 http://www.igusagh.com/

岡山県早島町にある古民家を利用したゲストハウスです。このゲストハウスには、「秘密基地プラン」というプランがあり、築200年の家屋ならではの茅葺き屋根の下で宿泊できるのです。

夏には蚊帳、冬にはテントを張り、キャンプのような気分を味わえます。古民家ならではの、他にはマネできないプランですね。

日本ならではの趣を感じられるので、外国人観光客からもとても人気があるそうです。

 

沖縄にあるカフェ、ハコニワ

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出典 http://ishinori01.blog.fc2.com/

このカフェは、沖縄県の伊豆味の山間に位置する古民家カフェです。骨組みなどをそのまま残し、あとはカフェ店主が好きに手を加えてアレンジしたカフェです。

古い柱、高い天井によってつくられる広い空間で、ゆったりとティータイムを楽しめそうです。

こちらも、古民家ならではの良さを存分に出しています。

 

鎌倉にある古民家レストラン、松原庵

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出典 http://date.enjoytokyo.jp/

築75年の古民家を改装した、鎌倉由比ガ浜にある一軒家のレストランです。鎌倉、という土地にもとても溶けこんでいます。

どこか懐かしくて、時が経つのを忘れてしまいそうです。

 

篠山ギャラリー

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出典 http://www.sasayama-kitas.jp/gallery/index.html

兵庫県篠山市にある、ギャラリースペースです。伝統産業を支える職人たちとのコラボレーション作品や、日本の作家さんたちの作品の発表の場だそうです。

古民家を利用することで、空間と作品が一体となっています。

 

いかがでしたか?

たくさんの可能性を秘めた古民家再生。

古いものとアイデアを組み合わせて新しいものを生み出していく…。自分のお店を持ちたい、何か面白いことを始めたい、と思っている方がいましたら、古民家を利用してみてはいかがでしょうか。
日本の古い家屋ならではの良さを存分に利用し、費用も抑えながら、カフェに、レストランに、ゲストハウスに大変身させてみてください。